アンサーソン

おひとついかが

書きたいことがあって

でも長くなることはもうわかっているのでだらだらと先延ばしにしていたのだけど、最近ブコメでスターをたくさんつけてもらう機会に恵まれたせいか、めっきり人の来なくなっていたこのブログに人が沢山来てくれたらしい。

ひとまず更新してみる。

内容はいつも通りない。


今日誕生日なんだ。

おたまじゃくしはかえるの子【画像追加】

いつもどおりどうでもいい日常のこと。

両生類の話なので、話すら苦手な人は退出推奨。

 

 

 

 

 

 

金曜、「そういえばカエルのマグネットはたまに見かけるがおたまじゃくしのマグネットはないのだろうか」と仕事中、唐突に思い立って休憩時に調べたところ、6月くらいにおたまじゃくしのガシャポンだったかガチャポンだったか(どちらも商品名なはず)、とにかくおたまじゃくしやら卵やらカエルやらのカプセルトイ(一般名詞)で出ていたことが判明した。

 

私は今現在仕事が割とパンパンで、なのに次から次へと仕事が来てしまうため毎日「もう頑張りたくないよう」と半べそで仕事をしているものの、「頑張りたくないよう」が強く出てしまい仕事の進みが恐ろしく遅いという悪循環にハマっている。こんな満身創痍でなければ毎日もうちょっと早めに帰れてるのに頑張りたくないようと泣き言を(心の中で)言っているがために帰りが遅めになっている。と思われる。

「遅め」なだけで、今までの会社と比較したらずっと早いんだけれども。

 

そういう状況なので、帰り道の商業施設に「あそこにたぶんカプセルトイのマシンがたくさんある」という場所はあるものの、そこが開いているうちに行けるかどうかわからない、そしてそもそも6月に販売開始されたカプセルトイがまだ扱われているのかどうかもわからないので、とりあえず帰りに寄れるようなら寄ってみよう程度に思っていて、思っていたが実際に仕事を終えたらすっかり記憶喪失という、思い返すと先週の私色々酷いなという有様だった。のだが。

 

普段なら帰り道に滅多に通らないゲーセンの中を突っ切って帰ろうとしたところ、そのゲーセンの一角にカプセルトイのマシンがたくさん置いてある場所に巡り合い、奇跡的におたまじゃくしのことを思い出し、見るとカエルのカプセルトイが。

見つけたらそりゃやるじゃん?確認するじゃん?シュレーゲルアオガエルじゃん?おたまじゃくしじゃなかったー、ガッカリと思ってよく見るとおたまじゃくしのない、おたまじゃくしの次の新しいカプセルトイだった(仕事終わりの記憶力だけじゃなくこのへんの注意力も酷い)。気付けよ自分。

 

まあシュレーゲルアオガエル可愛いからいいや(どうでもいいことだが私はアオガエルとアマガエルがカエルの中ではもっとも可愛らしいと思っている。ベルツノガエルも可愛いが、あれは一般の人たちには理解されづらい可愛さだと思う。アオガエルとアマガエルはわかりやすい可愛らしさ)、とカプセルを返却して中身だけを鞄に突っ込み、その場を後にした。

カプセルトイのマシンで遊んだことのない人は知らないだろうが、カプセルトイのカプセルは返却せねばならない。あれは持って帰ってはいけないのだよ。私も金曜にやるまで忘れてたが。確かカプセルまでつけちゃうと中身の値段が300円程度では収まらなくなるというのが理由だった気がする。リターナブル瓶みたいなものだと私は思っている。

 

 

で。

今日会社で「あ、そういえばカエルを鞄に入れっぱなしだった」と思い出し、カエルを眺めようとロッカーに鞄を見に行くと、カエルがいない。何度探してもいない。「あれ?家で出したっけ?どこかに置いたかな?」と先ほど帰宅して探したが見当たらない。

マジか、落としたか、と思う反面、前述のように金曜の疲れがパネエ状態だったため、「いや入れたよね…?」と思いながらもその記憶にイマイチ自信が持てない。

それどころか「本当にカプセルトイやったっけ…?夢…?」という疑問まで生じてくる始末で、酔っ払っていたわけでもなんでもないのに金曜の記憶がとにかく曖昧ですべてがぼやけている。

自信も現物もない中、そういえば最初はカエルではなくおたまじゃくしのマグネットを探していたんだった!とここでようやく思い出した。調べた際、カプセルトイの中身だけを売っている業者があったことも思い出し、よし値段を見て折り合いがつくようなら、と値段を確認、注文しようと思ったところで「この業者は信用に足るのか?」と疑問が生じ、調べてみると評価は上々。所在地も見てみるとうちから徒歩数分の場所にある店舗。いやこれ直に買いに行った方が早いじゃねーか、よし直に買いに行っても値段一緒か問い合わせよう!と問い合わせの文章を打っている最中に突然面倒になり、「いいやもう買おう」と購入ボタンを押そうとした瞬間に気付いた。

 

なんかムキになってしまっていたが、そもそも私これそんなに欲しいか…?

最初は「あるのかなー」程度に調べただけで、たまたまあって、でもこれそんなに欲しいか…?

 

結果、「そんなに欲しくないじゃん!」という結論に達し、購入は見送り。

 

そこで再び「夢か…?」と思ったカエルの件を思い出す。

いや夢じゃない……はず、と思い直し、もう一度調べてみようと鞄の中をひっくり返し、でもやっぱり見つからなくて、あー落としたのかなー、でもカエルだけピンポイントで落とすかあ?やっぱ夢かあ?と思いつつ、でもないんだからそりゃもうないんだろう、と諦め半分で懐紙入れの入っている巾着に手を突っ込んだところ、やっとカエルに出会えた。

 

お前…こんなところに…。

私あまりにもお前に会った記憶が朧げで自信が持てなかったよ…。

ていうか私こんなところに入れたっけ…?(たぶん自分で入れたよね)

 

 

なにはともあれ、シュレーゲルアオガエルカプセルトイを引いた300円は少し無駄遣いかもしれないがシュレーゲルアオガエルは可愛いし300円くらいならいいじゃんという気もするし、それより大きく無駄遣いをしてしまう危険のあったおたまじゃくしのマグネットを購入することもなかったので、今回の無駄遣いは未遂に終わったけれど、自分が一旦執着し始めると色々なものが見えづらくなるという事実が明らかになったので、今後買い物の際は充分すぎるほどに気をつけねば。もし買ってしまったとしても今回であれば少額で済んだところだが(1,400円くらい)、これがたとえば株だったら?家だったら?土地だったら?と考えると空恐ろしいものがあるよなあと思った。

 

今日の教訓

【疲れているときに買い物をしようとしてはならない】

普段なら考えられないような無駄遣いをしようとするから。

 

 

【追記】
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すみません、会社に置いたので今日まで写真撮れませんでした。

上のは前に発売されていたアマガエルで、下のひとまわり大きいものがシュレーゲルアオガエルです。ふたりともかわいい( ´ ∀`)

 

 

ちなみにこのカプセルトイ シュレーゲルアオガエルの詳細はこちら↓

naturetechnicolour.com

 

アフィじゃないので好きなだけばんばん踏むがいい。

 

 

あれ?idコールできてないっぽい…?

独身感

今月末で辞める派遣さんと親会社から出向してきている人の3人で、先週飲みに行ってきた。

会社から少し離れた、ビオワインを出す小さなイタリアンで、悪くいえばしゃらくせえ感じなのだが、ご飯もワインも大変美味しくていい店だった。調子に乗って食べて飲んでいたら支払いがえらいことになっていて、ああそういえばワインの値段を全く確認しないで飲んでたね、やっちまったね、と後で話したりした。ワインの価格を確認せずに飲むのマジ危険。

 

飲んでいる最中、何かの折にオットの話を出したところ、出向してる人(以下出向さん)に二度ほど聞き返され、私の滑舌が悪かったのかなと思っていたら、その後しばらく経ってから別の会話で意外なことを言われた。

 

今年の春くらいの話なので割と最近なのだが、入社してからずっと私の隣の席に座っていたおじさんの定年退職の送別会でのことだ。

なぜか私の勤める会社には独身男性がやたら多い。私のいるフロアや部署がたまたまそうなのかと思っていたら、他の部署でもそうらしく、しかも若い人が、ということではなく、40代50代でも独身男性がゴロゴロいる。

送別会では席がなんとなく決まっていたものの、宴が進めばみんなバラバラに移動する。私の目の前に、とある男性社員が座った。仮にPさんとしよう。

Pさんとは一度仕事で関わったことがあるものの、プライベートな会話を交わしたことはなくどんな人なのかよくは知らなかった。

「mafuyuさんにいい男を紹介したい。俺の隣に今座ってる『Q(仮)』なんだけどさ、仕事できるし優しいし、ちょっと小太りだけど性格いいし…」

「いや、あの、私、既婚者です」

「ええ?mafuyuさん結婚してるの!?」(なぜか反対の隣に座っていた人にも「え?結婚してるの?」と驚かれる)

「してますしてます!」(と言って結婚指輪を見せる)

「あー本当だ。紛れもなく結婚してるわー」

 

というやりとりがあり、Pさんの話が出た際に「私PさんにQさんを勧められたことあるんですよー笑」と話したら、出向さんが言った。

 

「うん、でもmafuyuさんは独身だと思ってた。独身感がある」

 

意外すぎて本当に驚いていたら、辞める派遣さん(以下派遣さん)にも「うん、独身っぽい」と言われた。「えっ、なんでですか…?」と聞いたのだが「なんとなく…」という微妙な回答しか得られなかった。

出向さんに

「出向さんはいつ私が既婚者だって知ったんですか?」

と聞くと

「さっき」

と言うので、ああ!それでオットの話をしたとき何度か聞き返されたんですね!とやっと理解した。私の滑舌のせいではなかった。

 

 

ところで私が独身っぽいというのは…

 

モテなさそうだからだろうか。

 

いやモテないのは事実だけどさ…。モテなさすぎて毎日のように「私ホントにモテねーな」と呟いていた日々よ…。

 

とはいえこの考え方はだいぶ後ろ向きなので、少し横向きくらいに考えるとする。

遅くまでの残業を厭わないからか。

しかし私の職種は納期が大事な仕事なので(って納期はどの仕事でも大事だろうけど)、終わりませんでしたってはなかなか言えないんだよね。しかも今の会社では私と同じ仕事をしている人がいないんで、誰かと分担するとか誰かに振るってことができなくて、結果どうしたって残業をすることになる。もちろん残業代は満額出るのでこれまでの環境からいうとかなり恵まれていて、だからまあ遅くまでの残業はそりゃできれば避けたいけれど、そこまで抵抗なく残業をしている。

 

でも私としては転職を決めたとき

「もう二度と同じ職種の人がいない職場には行かないぜ」

と思っていたので、なんで私いまここで仕事してるんだろう…とは少し思う……。結局1人で頑張らねばならんっていう……。

まあその話はいいや。

 

 

 

最後に前向きな理由を考える。

 

会社に来ている特定派遣の人で、やたら女子力の高い人がいる。30代の既婚者なのだがみんな最初は彼女が独身で25歳くらいだと思い込んでいた。

その例を鑑みると

 

 

・私の女子力が高い可能性

 

 

……いやごめん、わかってる、女子力が高いなんて評価は絶対にされないことは重々承知のうえだぜ…。

 

 

・私が若く見える可能性

 

 

 

うん…。前は割と若く見えるって言われたけど…最近はめっきり言われなくなったよ…。普通に老けたよね私も…。

 

 

指輪してるんだけどみんな指輪あまり見ないものなのかな。私は結構見るよ?と思ってから、違う、私この前私に嘘ついた人のことをしばらく勝手に独身だと思ってたけど実は既婚者子持ちでしかも子供がキラキラネームだということが発覚し、そのとき初めて「え、あ、ホントだ指輪してる!」と気付いたんだったと思い直した(キラキラネームの情報はどうでもいいんだけど身近にキラキラネームの親がいるということを皆様にお知らせしたかった。ちなみに初めて子供の名前を知ったとき「キラキラですね!」と笑っていたら「そうだよ俺の子はDQNネームだよ!」と開き直られた。DQNネームとまでは言ってないのに)。

 

独身感がある

について、悪い方の理由を考えると凹むので、とりあえず横向きの理由である「残業を厭わないから」を正解(仮)として、今日のところはこのへんにしておいてやる。

おやすみなさい。

多忙を極める

仕事が忙しい。

「〇〇を〇日でやって」という仕事が来て、締め切りが金曜の午前中なのだが

私が仕事で具体的に何をしているのかを知らない人にも「それできるの?」と言われるボリューム。

 

 

 

終わる気がしない。

 

 

 

私は作業マシーンだと言い聞かせて少しおかしなところがあったとしても私は知らないよ

と思いながら無心で進めているが

 

 

 

全然終わる気がしない。

 

 

 

これ間に合わなかったらどうなるんだろう…。

 

 

仕事がこんなに忙しいのが久々なので肉体的にも精神的にも参っている、というような心と身体のバランスのせいもあるのかもしれないけれど、少し前からボコボコに凹む考えに心を囚われていて、そんな中での作業マシーンとしての仕事なので仕事中も自ずとそのことばかりを考えてしまい、更に凹んでいくという悪循環。なんと状況の悪いことか。

仕事が忙しくとも、その仕事がどんなにつまらなくとも、精神的に元気だと乗り越えられるというものだが、今回ばかりはその「精神的に元気」でいられないため戦況は厳しい。

 

いずれにせよ仕事は終わらせねばならぬし(例えどんなに乱暴なやっつけだったとしても)金曜の午前中が来てしまえばそのときどのような状況だったとしても打ち止めにせねばならないのでおいおい必ず終了するものではあるが、状況が厳しすぎて泣ける。

 

頑張れ俺。

誰も応援してくれないけど頑張れ俺。

 

シャワー浴びて寝よう…。

Lies

注・久々に長めです(しかも本題じゃないほうで)。

 

嘘を吐かれることが好きな人はいないと思う。

大概の人は嘘を吐かれたと知ったら驚いたりショックだったり「はーん、そういう嘘を吐く人なのねー、ほうほうそうですか、ほーん」とその嘘を吐いた相手を軽蔑したりする。最後の「はーん」は私が嘘吐かれたときの大抵の感想。大人になっても「息をするように嘘を吐く人」というのは割に沢山いて、特に私は「嘘を吐いたら絶対にバレてはならない」と「嘘を吐くとあとあと面倒なことが多いから基本的に嘘は吐きたくない」と思いながら生きているので、極力嘘は吐かないようにしている。もちろん、嘘を吐いた相手を傷つけるかもしれないと思うのも理由のひとつ。

 

私が特に苦手なのは「自分を大きく見せる嘘」で、当然そんなの嫌いな人の方が多いと思うのだが、例えば……例えばというかもうこれは実際にあったことなのだが、ほぼ初対面の男性が「俺いま教習所通ってるんだ」という。聞けば、バイクの免許を取得するのだという。

私の人生はなぜかバイク乗りに接する機会が結構多く(男女問わず)、これまでも中型免許(〜400cc)だけでなく限定解除(大型。401cc〜)の免許を取って大型に乗っている人、中免を持っていて限定解除を取ろうとしている人(そして何度か落ちている人)など色々いたので、私自身は普通自動車免許すら所持しておらず、バイクの免許もないのにバイク周辺の事情にはそれなりに詳しい。カワサキのバイクを見ると「カワサキだ」と毎度思うし(カワサキのバイクは特徴的)、路上にバイクが停まっていると「あれはどこのバイクかな」とか「あれは何ccくらいのエンジンかな」と見てしまう。

そんな感じなので、バイクの免許を取ろうとしているという話を聞くと「わーそうなんだ!私も少し話せるよ!(何も持ってないけど!)」と少しテンションが上がるし、何よりも話がわかって嬉しいので、件の「教習所に通っている男性」にも話を聞いた。聞けば「現在中免を持っていて限定解除を取ろうとしている」と言う。なるほどそうなのかと思い、同じ状況で何度か限定解除の試験に落ちている人が言っていた「試験に使うバイクには砂袋が付いている」(バイクの試験では「バイクを起こす」という実技があり、普通に持ち上げようとすると持ち上がるわけがないのでてこの原理を使ってバイクを起こすのだが、練習で何事もなく成功できるようになって「よしバッチリだ」と試験に赴くと途端に起こせなくなるので、この実技で失敗した人たちの間では「実技用のバイクには砂袋が詰まっている」とまことしやかに囁かれているという話←この話は通じる人と通じない人がいる)という話や、白バイの人たちはバイク乗りとしては超絶テクニックの持ち主で、自分たちと同じようにバイクが好きな人たちなので、速度制限なんかでちょっと停められたときにも「ここでスピード出しちゃうのわかるけどねー」と気持ちをわかってくれたり(わかってくれても減点はされる)してバイク乗りは大概みんな白バイの人が好きですよねという話をしたりしたのだが、どうも反応が鈍くて「あー!そうそう!そうなんだよ!」というような、バイク乗りあるあるのいつものやりとりができなくて「おや?」と思っていた。

一方で、「Vespaにいま乗ってるんだけど、実はVespaって50cc以上あるから中免じゃないと乗れないんだよね」とか「Vespaはガソリンに混ぜ物しないといけないんだよね」という話を聞かされ、そんなこと全く知らなかったので(というか今まで会ったバイク乗りの感覚だと中免持ってるのにVespaにしか乗らないの勿体無いと思ってしまう)またバイクの知識が増えたなーとそれなりにありがたく思ってその場は終了。

 

それからふた月ほど経ちまたその人と話す機会があったとき、「そういえばバイクの免許取れたんですか?」と聞いたら「本格的に実技に入ったところ」と言う。ていうか今まで座学だったのかよ。

そのまま話しているとどうも話が食い違うので、「限定解除取るんですよね?」と確認したら、「中免取ってから考える」と。えっ、待って意味わかんないし、中免持っててVespa乗ってるっつってたじゃん。「あれ?中免持ってていま限定解除取ろうとしてるんでは…?」と聞いたら「違うよー、いま中免取ろうとしてるんだよ」と返してきた。

 

あーなるほどこれまでの話が通じなかった理由がわかった、と思った。

 

その嘘一体なんなの?「俺Vespa乗ってんだよね」って言ってたじゃん。理想?理想を語ったの?理想の俺像をそのまま私に話したの?

 

凄く些細なことなのだが、こういう嘘ってバカバカしいし「いやこの前一生懸命バイク乗りあるあるを話した私の労力を返せよ」と思ったし、ああこの人そういう嘘を吐くタイプなんだなと思って、そこからその人とはたまにメールするくらいになって疎遠になり、結局フェイドアウトした。そんなほんの少しだけ自分を大きく見せたところでなんのメリットもないぞ、と思い、未だにこの手の嘘が私の中で最も苦手な嘘だし、こういう「すぐバレる(というか自分で嘘吐いたこと忘れて自分でバラす)嘘」を吐く人を軽蔑している。嘘を吐くなら徹底しろ。

でもこういう感じで嘘を吐かれることは意外と多いよね…。

 

 

 

長々書いてきたが、実は上が本題ではない。

ここからが本題である。

嘘を吐かれた。昨日のことである。でも全然嫌じゃなかった。

嘘を吐かれたのに嫌な気持ちにならないってそうないことじゃないのかと思って自分でも少し驚いている。

 

上で労力を使いすぎたし、内容があまりにパーソナルなので詳細は割愛するが、一昨日何人かで飲みに行ったときのことについて、昨日の朝、嘘を吐かれた。そのときの話をそこにいた別メンバーと帰りぎわに話していて嘘が発覚した。ややこしいので嘘を吐いたメンバーをAさん、嘘を暴露したメンバーをBさんとしよう。

 

BさんはAさんが私に嘘を吐いていたことを知らなかったので、嘘を暴いてやろうと思って暴いたわけではなく、話の流れで「こうだったよー」と話したことで私が

「え?待って。Aさん朝にこう言ってましたよ?」と確認。

「あれ?マジ?Aがそういうことにしようとしてたなら言ったらマズかったかな」

「えー、なんですかその嘘!Aさん全然意味わかんないしなんでそんな嘘吐くんですか!笑」

「昨日、まふゆさん(仮。私のこと)あれでこうでこうだったじゃない?だからそういうことにしておかないと悪いと思ったんじゃない?Aそういうの結構気にするから」

「なんだよAさん、そんなこと気にしなくていいのに!」

 

なるほど。

最初にその嘘が発覚したとき、まさかそんなことで嘘が出現しているとは思わなかったのでまず驚きが先に来て「え?え?え?どういうこと?」ということしか考えられなかった。続いてBさんがAさんが吐いた嘘について予想を立てて解説してくれたので「…ああ…、そういうことか…」と思い、嘘を吐くまでの一連のAさんの考えの流れについて、一から十まで全く嫌な気持ちにならなかったので、嘘吐かれても嫌な気持ちにならないことってあるんだなあと思った。意外だった。

更にいうと、朝の時点でAさんが嘘を吐かずに「こうだったよ」と話していたら私は「えーマジすか酷いわー笑」という反応をしたと思う。ちょっとショックも受けただろうと思う。

でも実際Aさんが嘘を吐いてくれたことで、その後事実が発覚する前も後もショックを受けることは全くなかった。ちょっとのショックを回避できた。

 

人間が誰かと関わって生きていくとき、全ての状況と感情を事細かに説明することができるなら本来こんな嘘は必要ないのだろうけれど、いちいちそんなことしながら生きてはいけない。私は「嘘は悪」というスタンスで生きて来て、ダメな嘘ももちろん世の中には物凄く沢山あるけれど、実際は必要な嘘もあるんだよねーと改めて思った。

今回吐かれた嘘は今まで経験ないほどベストな嘘ではないだろうか。誰も傷ついていない。

嘘を吐くならこういう嘘を吐きたい。

 

 

 

結論。

 

私、知らないところでめちゃくちゃ気を遣われている。

申し訳ない。

最近お酒を多めに飲むと調子が悪い

主にフィジカル面ではなくメンタル面で。

なんだか動揺してしまうしマイナス思考になったりしつつ、記憶を結構飛ばしたりする。

なにこれ?加齢?加齢による記憶障害?

 

 

酒をやめろという神様のお告げだろうか…。

 

いや、神様相手でもそれは無理。

(注・アル中ではありません)

 

 

 

ほどほどに楽しく飲んで楽しくフワフワしたいのに、なぜか最近うまくいかないんだよねえ。

とりあえず

・飲むときは必ずチェイサーを用意

・何も考えずに目の前のグラス(ジョッキ)を空けない

・味わう

あたりを肝に命じて次回に備えたい。

(次回は来週の予定)