アンサーソン

おひとついかが

更新

更新しよう更新しようと俺のiPhone(マイアイフォン)から下書きをちまちま書き溜めているのだけれども、いつまで経っても更新できないのでとりあえず生存報告。

かいつまんで現状を説明すると、転職して忙しくなったりいきなり休日出勤+出張っていう謎のコンボがあって大阪で迷子になったりしていて余裕が全くなく、たぶん慣れるまでもう少しかかるのだろうと思われる。

がんばる。それなりに。

 

 

追記

書こうと思って忘れてた。

購読中のブログだけど、3週間くらい前のエントリに突然スターをつけてしまったりしているのは、溜まっていた分をまとめて読みに行っているため。読みに行ってもスターつけないようにしようと思って読んでいたのだけれど、気付いたらつけていたのでもういいやと開き直ってつけることにした。また少し経ったらまとめてスターつけるかもしれないけど許してね!

まだ続くよ年末の話

年末に2年くらい会ってなかった知人に会ったのね。

引っ越しの連絡を一応しておくかーとハガキを出したら返信もハガキで来て(お互い手紙好き)「実は今妊婦だ」と衝撃のニュースがあり、なのでとりあえず酒抜きで昼飯でも食べながら忘年会しようぜという話になって会ってきたのだった。

もう3年くらい前の話になるのだが、その知人と呑んだ折「子供欲しいとかあるのか」という話になり「排卵検査とかそういうのしてまで…とは思うけどまあ欲しくないこともないかなあ、自然にできればいいかなと思っているけどレスだからムリだな」ということを聞かされ、そういう言い方でそういう状況に甘んじているのであれば本気で欲しいと思っているわけではないのだなと勝手に思っていた。

が、会って話を聞いたら結構ガチで妊活というヤツに取り組んだらしく、そういったものの知識が私に著しくなかったこともあって驚くことの連続だったため(あと個人的に面白かったため)、備忘録的に書き記しておこうかなと思う。

 

まずスタートはレスの克服。知人夫と知人は学生時代から続いているお付き合いからの結婚で、結婚後一度もしていない!(私もうろ覚えだが結婚10年弱かと思われる。5年以上は経っている)という。そこで、環境をまず変えようという話になり、家の近場の安いホテルを探して(先々通い詰めることを考慮したそうだ)何軒も行ってみた。しかしお互いやる気がどうしても出ない。顔見えちゃうとお前だからなーとお互いに思ってしまう。じゃあ顔を隠してやってみるか、と枕で顔を隠しつつことに及ぶ、という方法で半年ほど頑張ってみたができない。病院へ行った方がいいんじゃないのかという話になり、病院へ行ってみることにした。

何も考えず近所の産婦人科へ赴いたところ、そこが不妊治療で割と有名な産婦人科だったらしく、なにやら延々待たされる。漸く自分の検査及び夫の検査をし、結果を聞きに行ったら「おめーもダメだがおめーの夫もダメだ」(意訳)と衝撃の事実を知らされる。更に「ウチじゃ手に負えねー。もっとデカイ病院紹介してやるからそっち行け」(意訳)と紹介状を貰う。

ここから不妊治療のスタート。デカイ病院に暫く通院するものの、そこが全国的に有名な不妊治療の病院だったそうで、完全予約制にも関わらず夜中に12時に診察が始まるなんていうこともザラで精神的にも肉体的にもしんどくなる。知人夫ももっと遠い男性不妊専門の病院に3ヵ月ほど通っていたがしんどくなって転院を申し出る。もう少し近いところで探すと、その有名な病院に勤務していた医者が立ち上げた不妊治療専門院が近場にあることを知り、夫婦ともどもそちらに通い始め、半年ほどで妊娠と相成ったとのこと。

 

大前提として断っておくが、私は不妊治療が具体的にどういったものなのか、知人に話を聞くまで全く知らなかった(ので、以降「そんなことも知らないのかよ!」って発言をすると思うが適当に流してくれ)。

勝手に「人工授精とかそういうのは最後の手段みたいな感じなんじゃねえの」と思っていたら、そうではないと。不妊治療=人工授精だと。えっそうなの!?と驚いている間もなく、「薬とか何種類も飲むんだよー。何日前からこの薬飲んで、当日はこうやってこの時間に来い、みたいなのが細かく決められて、そこまで何度もやってもできないから心折れそうになるんだよ」というような主旨の話を聞かされ、ああそれで精神的にも肉体的にも(あと経済的にも)辛いというのかーと初めて合点がいった。更にこの知人の場合、色々と条件が悪い(前述のように「おめーもダメだがおめーの夫もダメだ」ったからだと思われる)そうで、通常よりも早く段階を進めていかねばならず(よくわからないが何段階かあるそうだ。第一段階がダメなら第二、それもダメなら第三、というふうに進んでいくらしい)、最終段階に突入したら見事にできて、医者にも驚かれたと言っていた。これでダメなら体外受精をする、というところだったらしい。体外受精とか…どんだけかかるんだろうね…(金額的にも肉体的な負担も)。

 

しかし大変だな不妊治療…。会社の健診の前夜に絶食したり検便とか検尿だけでめんどくせええええええ!と思っててゴメンと思った。

 

私の超個人的な話。どこかで書いた気もするけど(書いてないかもしれない)、私たぶん産めないほうの人間なのね。たぶん、というのは検査したわけではないから。基礎体温をつけているのだけど舌下なのに平熱も35.5℃くらいしかなくて低いし、グラフの推移からいって黄体機能不全があると思われ(基礎体温は子供持つ気があってもなくてもつけてると便利。月のものが今日来るなーとわかったり(わからないこともあるが)、婦人科のトラブルで病院に行くときも基礎体温がどうだったと話したりすると色々わかることがあるらしいんで、つけてない人もつけること考えてみるといいかもしれんよ)なによりも医者に驚かれるくらい貧血が酷くて定期的に通院しているし、万に一つできたとしてもちゃんと育たないだろうとしか思えないんだよね(そういえば貧血治療でそろそろ医者行かなきゃいけないのに行ってないわ)。でも私は特に子供そんなに欲しいとは思っていなかったし、今も欲しいとは思っていないし、自分がちゃんと子供を育てられるような人間ではないと思っていて、しかしオットは普通に結婚して普通に子供持って、というのを理想としていたような人だから、子供欲しいなら一回検査する?と聞いてみた。年齢的なリミットもあるしねと。そうしたら「子供はいてもいいしいなくてもいい」と言うので、そうかじゃあ検査しないね、というところに落ち着き、結局「産めない方の人間『かもしれない』」というところで留まっている(けれどこれまでできていないのだからやっぱりできないのだと思う)。

私自身が結婚に興味なさすぎて知らなかったことなのだけど、ネット見てると結婚→夫婦→子供、って流れを当然と捉えてる人が凄く多いじゃない?まとめサイトなんかの結婚したくないんだけどー的な記事中でも「嫁と子供いるの幸せ!結婚できるならしろ!」みたいな書き込みをよく見るんで「え、みんな結婚したら子供作るって普通に思ってるのか!」と驚いたんだね。イヤ違った、そう思ってる人も沢山いるだろうけどそう思ってない人も沢山いると思ってたら意外とそうじゃないってわかったというか。結婚のメリットデメリットの話なんかでも「子供かわいいのは最大のメリット」ってあったり。子供持つ/持たないって半々くらいかなと思ってたけどたぶんこれ違う…!と思ったんだね。それで、この先オットが「やっぱ子供欲しい」と言い出したりしたら、子供できないって充分な離婚理由にもなるし、そりゃあもう私が子供作れないなら残念だけど離婚するしかないわなーとは思っている。

 

そんな事情もあって私は妊活だの不妊治療だのについて非常に疎かったのだけれど、今回この知人が不妊治療をしていたことによって、ふわふわと「なんかよく知らないけど大変らしい」と思っていたことが具体的に「なにそれすげー大変」に変わったのだった。

 

 

知人男性(45歳くらい、奥さん40歳、結婚2年目くらい)が「芸能人とか普通に出産してるし子供できるっしょ」と以前からよく言っていて、いやあの芸能人とは状況が(特に経済状況が)違うでしょ、赤ちゃんできたとしたって万全の医療体制を整えられるわけじゃないでしょ、もしかすると母胎も危ないっすよ!?と思っていたりするが言っていない。最初(結婚当初)に「いやそれ自然妊娠は結構大変なんじゃないですかね」と言ってみたが無駄たっだのでもう言うつもりはない。当時のこれだけ妊娠出産の話に疎かった私でさえも「いやそれ難しいんじゃ…」と思っていたくらいのことなのに、高齢出産が如何に難しいか知らない男性が割と多くて驚く。

それとは別の、11歳上のアラフォー女性を妻に持つ知人男性(28歳)がいて、先日会ったときその彼が「妊活始めたんですよー」と言っていた。そのときは「そうなんだー」程度にしか思っていなかったのだがその後、私は不妊治療を受けていた前述の知人女性の話を聞いて(女性が30代半ばを過ぎたらもう普通にはできないと思っていたほうがいいらしい。不妊治療の専門医が言っているのだから少し極端な物言いかもしれないし、勿論自然妊娠できる人も沢山いるのだろうが)「いやお前ら既にもっと焦らなきゃいけない局面に来てるんじゃないの」と考えを新たにしたのだけれど、デリケートな話なので私がそう思っていることを伝えるべきではないのかな…と思ったりもしている。私に話していないだけで不妊治療したりしてるのかもしれないし、その辺は踏み込んではいけない領域な気もする。

 

私みたいに産めない(かもしれない)ほうの人もいれば、産みたくて頑張ってるけど結果の出ない人もいれば、一方で欲しくないのに出来ちゃう人もいたり、妊娠出産の話題って本当にデリケートすぎてそうそう触れられない雰囲気があるよね。

それでも子供欲しい!と思ってる人はやっぱり沢山いるんだろうし、欲しい人の元にはちゃんと赤ちゃんが来てくれるといいのになあと思ってやまない。

元日に昨年の総括をする

不毛っぽい。

でもこれまで私のブログが建設的だったことがあっただろうか?いやなかった(反語)。

ということで、昨年の動向。

 

・知人の披露宴に出るため七転八倒。

・二次会のビンゴからのダーツでプラズマクラスターを当てる。イヤッホー!

・転居にあったって七転八倒。

・二日酔いでオット祖母の墓参りまさかの不参加 ( Д ) ..._。..._。

・小鳥が来た。

・会社の売り上げは上がったはずなのに賞与額がこれまでで最小。どういうこと…。

・転職成功ならず。

・2年くらい会っていなかった知人と会ったら色々状況に変化が。

・知人のバンド(メジャー落ち)が解散。

・毎年おなじみ年末のシモ問題に直面(今年は膀胱炎)。

 

よくなかったことも多いし、後半は特に本当ならばブログに書きたいことというか書いたらそれなりに面白いんだろうなという話が割と豊富だったのだが、小鳥が来てからというもの生活が変わって以前より更に時間的に余裕がなくなってしまったので(あと気力もなくなってしまったので)更新できなかった。

小鳥に関しては、お迎え数日後、小鳥に強い獣医さんの元へ健診に赴いたところ、寄生虫がまんまと発見され投薬生活を送ったりしていて面倒だったり心配だったりすることが結構あって心も体も疲れた。寒いし通院も大変だったけどやっぱり心配のほうが大きかったかなあ。ネットで寄生虫のこと調べ尽くして、臨床獣医師向けのサイトを読みに行ったりもしてしまい小鳥(というか家畜。鶏。)の病に詳しくなったりもしたよ!(無駄)

小鳥をお迎えして本当に嬉しかったので、小鳥のブログを新たに開設しようかなあと思ったりしていたのだけれど、すぐにそれどころじゃなくなったので結局小鳥のブログは開かないままになった。

ちなみに小鳥は文鳥。当初はオットが頬紅が可愛いと言うのでオカメインコを飼うつもりだったのだが、ことりカフェに連れて行ったところ文鳥の小ささに驚いたらしく「文鳥がいい」と言い始めたため文鳥と相成った。私はどちらも愛せる自信があり(←トリスキー)どちらでもよかったので特に問題はない。文鳥しつこいけどかわいいしいい匂い。

 

知人のバンドは私の知人ではなくオットの幼なじみがやっていたバンドで、最後の公演は渋公(渋谷公会堂)だった。ライヴよく行く人ならわかると思うが、そこそこ動員あるんだよ。でも解散なんだよね…。私はオットの幼なじみって繋がりがあって初めて知って「なんだこれいいバンドじゃないか」と凄く好きになったのだけれど、逆にオットの幼なじみという枷があったため、イベント総参加とか全通(ツアー全部回ること)はしづらくて一人で好きになったときに比べてのめり込み度は低かったものの(ライヴもパス出して貰ってタダで行ってたし)、それでもやっぱりいいバンドなのに勿体ないなああああああと最後の公演では号泣してしまい(関係者席にいるのに)、最後にメンバー一人一人に挨拶させて貰ったときもべそべそ泣いていたので「関係者になぜか普通のファンが混じってる」というわけのわからない状態になって多分オットの幼なじみ以外のメンバーを混乱させていたと思う。ごめんなさい。私パスつけてるけどタダのファンだから…。他の、ちゃんとお金を払ってライヴに参加している普通のファンやオットに気兼ねしてしまった部分もあったのだけど、気にせずイベントやらライヴやらもっと行けばよかったと今は思ってる。後悔先に立たず。

本当に久々に大好きになったバンドだったんだよ。解散理由も知ってるけど「ああバンドってそんな理由で解散しなきゃいけないこともあるんだなあ、でもそれどうしようもないよなあ、ファンには言えないよなあ」という理由だったのでやるせなさが倍増する。個人的に、昨年渋公を埋めて(これは叶った)、その先3年で武道館を埋められる!(こっちは叶わなかった)と思っていたので本当に残念でならない。

 

披露宴二次会のビンゴでプラズマクラスターは嬉しかった。

実は二次会にビンゴ外れたことないんだよね。でも今までは「いや…あんまり要らないな…」というものしか当てられなかったので(ダーツ当たるとピコピコ光るダーツの的とか、「淑女セット」っていう中国製っぽいカミソリとかトラベルセットとかパンツの入った謎の缶とか)、「うわおこれ欲しい!」というものが当てられて嬉しい。加湿空気清浄機なので絶賛活躍中。

 

膀胱炎はおかげさまで治ってきている。年末にシモの調子悪くなるのなんとかならないのか。

 

転居と披露宴の七転八倒に関してはあとで書きたいけれど書かなかったらごめん。

あーあと知人の状況の変化か。4日までお休みだから書きたいなー。

 

そんな感じで今年もよろしくです。今年はもう少し頻繁に更新したい。

 

 

 

 

あ。今年ジルベスターコンサート見なかったな…。

最近オットとよく行っているバーで年越しをしてカヴァ呑んで、他のお客さんたちと一緒に初詣に行って来た。今年は例年と違ってアクティブに始められたんでよかったかも。

生きてます。

気付いたらひと月以上更新していなかった…。他所のブログで「このブログは1カ月以上更新がありません」って出てくるやつだ…。

 

本当は前回、ブログを何度か更新しつつ集いの小説を書いていたのだけれど、書き進めるうちに「これ…面白い……?」という疑問が浮かんでしまい、結局アップせずに削除したんだよね。それもあって今回はちゃんと書こう!と思っていたのに俄かに慌ただしくなり結局普通の更新もできぬまま現在に至った。11月は師が走るほどではないものの、徒は走ってた感じだったね。うまいこと言えたね!言えたか?

ていうかもう12月じゃねえか!マジか!その12月も既に4日半過ぎてるよ!マジか!来年来るまであと30日もないのかよ!マジか!

 

 

先週、2年ぶりくらいに知人に会って聞いた話を書きたいなと思っているので、近いうちに更新できたらと思っている。イヤあの「行けたら行く」的なアレではなく。

 

何か罷り間違って私だけが自分が死んでいることに気づいていないとかそういうストーリーの小説とか映画っぽいやつじゃなければ死んではいないはずなので、今後ともよろしくお願いする次第。

こむら返る

たった今、id:mame510negiさんの

寝ながら力む。器用。 - まめがネギすきなんだってブログ

というエントリを読んだので、こむら返りについて。

 

 

寝ているときによくこむら返る。10代の頃はなかったように思うが、気付いたらちょくちょくこむら返るようになっていた。bbaかよ(bbaだけど)。

夏場は殆どないが、冬場、脚が冷えると覿面に来る。ベッドに入って「ヤバイこれ攣るやつだ」と思ったらできるだけ脚を温めてから眠るようにしているが、最近では起きて動いていても脚の冷えでこむら返るようになってしまった。bbaかよ(bbaだけど)。

 

一方、確実にこれをやると年中いつでもこむら返ることができる百発百中の打率を誇る行動がある。

ベッドの中での伸びである。

たまに「快適に目覚めるために」みたいなライフハック系のエントリや雑誌の記事で「朝目覚めたら布団の中で寝たまま大きく伸びをしましょう」みたいなことが書かれているが、これを実践すると確実に脚が攣るのだ。そうなると朝から一人でもんどり打つことになって快適な目覚めもクソもなくなる。これも10代の頃にはなくて、気付いたら攣るようになっていた。

常に意識的に「よし伸びをしよう」と伸びているならそれをやめるだけだから問題はないが、たまに寝ぼけて夜中にベッドの中で伸びをしてしまい暗闇の中で涙を流しながらもんどり打ったりもしている。痛いんだよチキショー。横でオットは爆睡である。助けろよチキショー。

「なんでだよ!」と思い色々と調べてみたが「百発百中で攣る」というコメントや記事には未だお目にかかったことがなく、冷えが〜とかミネラルが〜とかストレスが〜とか自律神経が〜という「それら割となんの病気のときでも挙げられてるよね」的な情報しか出てこないので、「原因はよくわからないってことがわかった」で留めておくことにした。原因がわからないのに調べ続ける作業は疲弊するだけだ。

しかし、一応の対策はそれなりにある。

寝ぼけているときの対策はないので諦めるしかないが、朝目覚めて身体が伸びを始めてしまったときは、すぐさま膝を曲げて足の裏をマットにつけて踏ん張るとこむら返らないのだ。脚まで伸びる気持ちよさはないが、お陰で今ではそんなに気にせずに伸びをできるようになった。それまでは伸びようとする身体を押しとどめて起き上がったりしていたので、今のほうが目覚めはスムーズだ。イヤ毎日伸びをしているわけではないが。

 

そんなわけで「伸び→攣る」のほうはほぼ解決しているが(原因はわからないので解決といえるかどうかは怪しいけれど)、「脚が冷えて攣る」のほうは殆ど解決していない。自分で脚が冷えていることに気付かずに「ヤバイ!」と思ったらもうアウトな域に達していることが多い(気付くと足の指が「待てお前どこへ行く気だ!」というあらぬ方向を向いて踏ん張っている)ため、普段から気を付けて厚手の靴下を履くとか靴下の上からもこもこしたルームブーツを履くくらいしか対策がない。下手をするともこもこルームブーツの中で攣ったりもする。もっと画期的な対策はないものかと寒い時季が来ると毎年思うが、今のところこうして「脚が冷えないようにする」くらいしかできないので、冬場の私はいつも困っている。

 

やれヨガだ筋トレだ生姜だハーブティだコーディアルだなんだと色々やってはみるのだが、あまり「効果覿面!」と思える対策はないんだよね…。bbaかよ…(bbaだよ…)。

お花のような子

結構前の話。

知り合いの会社が引っ越したのでその転居パーティに行ったのだけれど、そこで紹介された中途の新入社員の女の子2人のうち、片方が社員の一人に恋をしていた。

 

その子は初めて会ったときから物凄く「女の子」で、遠くにいても「あ、女の子がいる」と思う感じの女の子だった。お花みたいだな思った。私は長年女をやっていてかつ女子高出身なので、普通の人よりも接した女の子の人数や期間が長いと自負しているが、それでもここまで「お花」という感じのする女の子に会ったことはなかった。

お花っぽいと思ったのでそれを別の人に伝えたら

「そう!お花みたいだよね!」

と激しい同意を得られたので、きっとみんな彼女のことを私と同じように「お花みたいだな」と思うのだろう。

 

ちょっと辛辣なことを書く。

可愛いか美人かブサイクかと聞かれたら「…個性的な顔立ちだよね…」とちょっと濁してしまうレベルに位置するだろうと思う。写真だけ見せられたらNOと言う男の人も半数くらいはいるのではないかと思う。しかしながら動いている彼女は本当にお花みたいで、可憐というのはこういうことを言うのではなかろうかと私は思っている。

 

 

顔立ちの話で思い出した。

少し話は逸れるが、よく男性の話で「合コンで女は自分よりブスしか連れてこない」などという話題の挙がることがある。実際に世の女連中が自分よりブサイクを連れてくるのかどうかよく知らないが、私は合コンに自分よりブサイクを連れて行ったことはない。私より酷いまたは私と同等が来たのは、合コンメンバーが「友達一人連れて行ってもいい?」と連れてきた場合のみだ。それなら何度か経験がある。毎度「しまった」と思うが後の祭りだ。合コンにブサイクは一人でいい。

私が私より酷いの連れて行ったら、全体のレベルが大変なことになって合コンの会場が廃墟のようになるというのは大前提として、何かまかり間違って廃墟のようにはならなかったとしても、その合コンに出ていた男性陣のうちのひとりが「また合コンをやろう」と思ったとき

「アイツに声をかけてもブスしか連れてこない」

と覚えられているともう二度とお声がかからない、というのが最大の理由だ。

そうしたら自分にマイナスじゃないか?もう誘われないんだよ?であれば、整った子を揃えて「それなりの子を準備できますよ!」としておいたほうが、その合コンが空振りに終わっても「アイツが連れてくる子は可愛い」と思わせられて次に繋がる可能性がある。

ではなぜ「自分よりブスしか連れてこない」と愚痴る男性は後を絶たないのか。考えられる理由は一つだけ(少なくとも私には)。

 

それが「やっつけ合コン」だからではなかろうか。

 

次に繋がらなくていい、むしろこれっきりにしたい、と思われている可能性がある。

実際、私も面倒な合コンのお誘いがあったときに

「すみません、今回30代しか揃えられなさそうです」

とメールしたことがある。それっきりメールは来なかった。このときからぷっつりと音信不通になった。なんてわかりやすいんだお前、とは思ったが、やんわり断るにはいい手段だ。

「ブスしか揃えられません」と口に出したり、実際容姿に難のある子を集めるのは流石に気が引けるが、そこまでせずとも相手にとってマイナスになるであろう条件を差し出せば自ずと相手が手を引いてくれる。ブス合コンはその悪条件を示せずにそのまま開催の運びとなってしまった不幸な合コンな気がする。

 

30代が恋愛市場で価値ナシだと言っているわけではないよ。30代男女でちゃんと恋愛したいと思っている人は多いし、そういう人を探している場では30代でも充分に需要がある。でもこのとき私に連絡してきた相手はそういう人間ではなかったので(だから私も断りたかった。そもそもお前のような人間に私の大事な知人たちを紹介できると思うなよ?)手を引いて貰うとにした。合コンやお見合いパーティのような「とりあえずスペック」→「会ったら容姿」という舞台で戦うとき、やはり年齢の条件はネックになる気がする。

そんなわけで、「そいつよりブス」しか連れてこない女が幹事の合コンばかりに出ている人はもしかするとそういう理由があるかもよと私は思っている。個人的な見解。

 

 

 

閑話休題

お花みたいな子の話をしていたのに唐突に毒を吐いてしまった。なんかゴメン。

 

そのお花みたいな彼女なのだが、先日その会社の人と会った際「辞めちゃった」と言われた。

そうか、辞めちゃったのか……。

彼女は凄くわかりやすく恋をしていたので、恋をしていた社員と一悶着あったのかしらと思ったらそういうことではないらしい。普通に仕事のことで、上の人間と相談して辞めていったとのこと。

 

私が彼女に会ってすぐの頃、その相手の社員に彼女がいないところで「正直アリっすか、ナシっすか」と聞いたら「ナシです…」と言われたので、彼女の気持ちは届かないのだなあとちょっと残念に思っていたのだった。二人ともほんわかした雰囲気の人たちだったからうまくいって欲しかったのだけれど仕方ない。

 

人の気持ちは外野がやいのやいの言ったところでどうなるものでもないしな。

この「お花のような子」が転職先で幸せになれるよう祈っておく。

ルンバさん

はてブのトップにこんなものが挙がっていた。

 

「家事」は、レベルを上げて物理で殴れ

 

増田なのだが、合理的な話のうえオタク文化やゲームに大して詳しくない私でも本当にわかりやすくて言い回しも面白くて、個人的には良記事だと思った。

これもしかしてトラバにリンクされちゃうんだろうか。だとしたら後でリンク外すかもしれない。(内容とリンクしない話しかしてないし)

 

 

それに関連して、というかあまり関連してないんだが、うちのルンバの話を書こうと思っていたタイミングでルンバが注目されるようなこのエントリが挙がっていたのでその話。

以前から仄かに疑問に思っていたのだが「はてブに『あがる』」の『あがる』は『(そういった内容のエントリが)挙がる』の『あがる』なのか、それとも『(ホッテントリの順位が)上がる』の『あがる』なのか、どちらの漢字を充てるのが正しいのだろう。私は基本的には前者のつもりで打っているので『挙がる』を使用しているが、もしかしてこれは前提の「あがる」の概念が端から間違っていて後者が正しい可能性もあるよなあと打つ度に思っている。みんな一体どういう区別をしているんだろう?

 

 

我が家にルンバさんがやってきたのは私とオットが入籍したときだ。オットの会社の同じプロジェクトのみなさんが結婚祝いでくれた。

私は片付けられないほうの人間なので、正直ルンバが来たところで我が家では使えないよなあと思っていて(物を床に置いたりするから)、プロジェクトリーダーがFacebookを通じて私に「ルンバはお持ちですか?」と質問をしてきたとき「ないです!」と返信したものの「いやそんな高い物貰うのには抵抗があるしそもそも我が家ではあまり使い出がないよ」と失礼なことを思い、その旨をオットに話した。するとオットが「HD(ハードディスク)が欲しい」と宣ったので、「オット(仮名)がHDが欲しいと言っていました!」とメッセージを送ると「すみません、もうルンバ送っちゃいました!」と返信が来、そのまま我が家にルンバが来る運びとなった。IT系の人はすぐAmazonで注文しちゃうんだもんな…。

一応このやりとりの後で「スミマセン、ルンバ超嬉しいです!余計なこと言ってごめんなさい!」とフォローのメッセージを送ったが、相手が考えて贈ってくれようとしているプレゼントではないものが欲しいとメッセージ送っちゃうとか物凄く失礼なことしてるよな私…。そのプロジェクトリーダーも会社辞めちゃったし、オットも転職しちゃったからもう拘泥してどうなるところではないけれど。

 

ルンバが我が家にやってきて喜んでいたのはオットのほうだった。HD欲しいとか言ってた癖に。私は「ああ…ルンバが来てしまった…。ウチじゃ使えないのに…」という勿体ない感と申し訳ない感がないまぜになって少なからず凹んでいたのに、オットは喜んだ。HD欲しいとか言ってた癖に。

嬉々としてルンバを開梱し、裏をひっくり返して見、説明書を読み、電源に繋ぎ、ピロポンいうのにわあわあ言い、起動させてわあわあ言っていた。HD欲しいとか言ってた癖に。余談だがこのとき欲しいと言っていたHDは未だ購入されていないので、実は特に欲しくなかったのだと思われる。じゃあ言うなよ。

 

ルンバのCMを見たりサイトを見たりしたことのある方はご存知かと思うが、「ラグなどの薄い障害物は上に乗り上げて掃除をします!」だったか「ラグ的なものは避けます」的なことが謳われている。しかし実際のルンバさんはラグをベローリとめくりあげそのまま引っ張って走って行き、更にまたその場へ戻ってきたときにそのラグの滑り止めマットをグチャアと隅に寄せたりするので油断ならない。そうでないときは滑り止めマットに引っかかってウンウン唸っていることもあったりして、私に「コイツ、片付いていても思った以上に使えない…!」という感想を抱かせた。ちなみにラグは滑り止めマット程度ではなく、両面テープなんかでしっかり貼り付けるのがいいらしい。知人はラグ類は片付けてルンバをかけると言っていた。テーブルとかソファ載ってるのにめんどくせえよ。

そうして使ったり使わなかったりしつつルンバと生活していたのだが(どのくらいの頻度で使用していたかは貰って3年経つ今でもバッテリー交換を一度もしていないという事実から察していただければ。ルンバは本来バッテリーの消耗が結構激しいらしい←あまり使っていないため実感がない)、今回引っ越しをするにあたり、オットが言った。

 

「荷物搬出後はルンバさんに任せようかなー」

 

ん?今なんと?ルンバさんと呼んだか?ルンバさんと呼んだよね?

なんでこの人ルンバのことをルンバさんと呼んでいるのだろう、と考えて思い出したことがひとつあった。

 

ルンバが我が家に来て早々の話である。

様々な状況下で試運転を繰り返していた我々は、とある光景を目にした。ソファの下で出口がしっかりあるのに、出られない隙間から出ようとしてウンウン唸るルンバである。前面は大きく開かれているのにそちらには見向きもせず、障害物(棚)があって出られないほうの隙間から延々出ようと試みている。引っかかっては方向転換し、掃除をしてはまたそこに戻る。かれこれ5分以上出てきていない。なぜそこに拘る?もういい加減きれいだろソファの下。

 

このとき私の中でルンバは50代で会社が倒産(またはリストラの憂き目に遭い)、清掃会社にアルバイトとして雇われたおじさんになった。

ルンバおじさんは暫く職探しの毎日だったがようやく清掃会社のアルバイトに採用された。パート歴の長いおばちゃんがルンバおじさんの教育係だ。基本的なことをおばちゃんに教わり「じゃあルンバさんはソファの下をお願いね」と他の持ち場に行ってしまった。ルンバおじさんはよし頑張ってソファの下をきれいにするぞ!と隅々まできれいにすべく丁寧な仕事を心掛けて頑張った。

暫くして他の持ち場を掃除して戻って来たおばちゃんが、未だソファの下でゴソゴソやっているルンバおじさんに呆れて声をかけた。

「ちょっとルンバさん、もうそこいいから!」

 

そういうストーリーが私の中で生まれ、私はその話を当時オットに聞かせた。おばちゃんは私である(なぜならソファの下でウンウン唸るルンバを「ちょっとあんたそこはもういいから」と引っ張り出したのは私だから)。

オットがルンバを「ルンバさん呼び」するのはおそらくこのことからだろうと思う。一方私はそのルンバさんの空回りストーリーを半ば忘れかけていたため、オットのルンバさん呼びに驚き、そしてこの空回りストーリーを思い出したのだった。

 

 

一般的に「仕事できない人」って割といるじゃない?私も派遣をやっていたとき色んな会社に行ったけれど、小さな会社でも、はたまたどんなに大きな会社でも「ダメ社員」みたいな人っているんだよね。そんでこのダメ社員って烙印を押されている人にも種類があって、単に要領悪いタイプとやる気なくてちゃんと仕事をしていないタイプがいる。要領のいい人は適度にサボりながらもそれなりに仕事をこなすから「あいつ仕事できねえ」みたいなことは言われないため、やる気がないタイプの場合でもやっぱり要領はよくないのかもとも思ったが、もしかするとやる気のなさに加えて取り繕う気もさっぱりないというパターンかもしれないのでそのへんはよくわからない。

あ、あと本人だけ「やれてる気でいる」という自覚のない一番厄介なタイプの人もいた。忘れてた。

いずれにしてもこういう人たちって自分が迷惑を被らなければ割とどうでもいいはずなのに苛つくことがあって、そういうのにいちいち苛ついていたら自分でもピリピリしてイヤだなーと思うのでできるだけ接触を避けるのが一番なのだけれど、その人による迷惑があるとそうもいかないから難しいよね。要領悪くてその自覚がある人はまだ改善の余地があるからマシで、やる気ないタイプとできていない自覚のない人が割と厄介だなーと思う。

ルンバさんは要領悪いけど自覚がある(というかおばちゃんに自覚させられた)タイプだと思う。でも改善はしないだろうから、これはこれでやっぱり厄介かもしれない。

 

 

結局、特に他にやることもないのにルンバさんに引っ越し荷物搬出後に掃除をさせるのは非効率だという話になり、普通の掃除機に活躍して貰った。ルンバさんに任せてる間、他にやることがあるならまだしも何もなかったしな。

 

新居ではルンバさんにそれなりに働いて貰う気でいて、先日ベッドとソファを新調したのだけれど(ベッドは明後日、ソファは来週来る)ちゃんとルンバさんが下を通れるデザインのものにした。それらを見に行ったときも「掃除ロボットが下を通れるように設計されています」というのを売りのひとつにしているものも結構あり、ルンバさんは各家庭でそれなりに活躍できているのだなあ、と教育係のパートのおばちゃんの気持ちになって感慨深かった。うだつの上がらないおじさんなんだけどなあ(個人のイメージです)。

我が家ではまだロクに使ってないけど。これから使うけど。月末までには段ボール全部なくすから。使える予定だから。